4月発売のローランドTM-6 PROの基本機能を探る
2018年3月31日
あらゆるステージで理想のハイブリッド・ドラム・サウンドを実現する音源モジュールとして4月に発売されたTM-6 PRO。機能盛り沢山なので、整理しながらみなさんと一緒に使い勝手を探していきたいと思います。
まずは、ローランド公式の動画から、最初のテイクを見ていこう。
Roland TM-6 PRO Hybrid Drum Module – Introduction
これぞハイブリッド!っていうお手本だね。キック、スネア、タムがTM-6 PROで変化していく。どういう楽曲に使うかは個人のセンスだと思うけど、エレクトリックギターがエフェクターで音色をガンガン変えてるんだから、ドラムだって変えればいいじゃん! アコースティック・ドラムのニュアンスとドラムパターンやフィルの違いだけではなく(実はここが最大の難関だったりする)、はっきりと音を変化させる(こっちは意外と簡単だし)というテクニックも積極的に取り入れていいと思う。表現力をどう使うかは自分次第ってわけだ。
私はハイブリッド推しです。なぜなら分かりやすさって大切だと思うので。
セッティングを動画から分析してみると、キックとスネアにトリガーを使用、タム3台はVパッドで鳴らしている。
セッティングされているけど足元のキックトリガーは使用していないみたいだね。
ここまでで、ハイブリッドの意味は分かるけど、TM-6 PROにいくつトリガーをつなぐことが出来て(いやいや6台でしょ!) それぞれどんな音に出来るのか、はたまたV-Drumsの音源として単独で使えるのか、ライブでの使い勝手など、いまいちピンとこない。スペックには書いてあっても、使い方は自分で考えなくちゃいけないからね。
で、動画を探していたら、ありましたよ。TM-6 PROだけでパッドを鳴らしている動画
L&M @ NAMM 2018: Roland TM-6 PRO Trigger Module
なわけないか、トリガーインは1-6までしかないね。
もうちょい動画を拾ってみる。
Roland TM-6 PRO Trigger Module Demo by Michael Schack
英語だけどかなり分かりやすかった。音色の調整はシンプル早い! 即座に変更できるところがライブ向きだね。TD-50とか結構時間かかるからね。分かっちゃいるけど、手が出ない的なアナログドラマーの弱点だ(笑)
でもね、うーん、ハイハットVH-11を叩いているけど、オープン・クローズに対応してるのだろうか? 動画の数カ所でハイハットに触れているけど、音色が即座に劇的に変化するのはよく分かるよね。でもオープン・クローズが。ここはとても大切なので、自分で確認することにしたよ。
一足早く、DRUMMER JAPANに到着!
TM-6PROにハイハットは繋がるのか?
2018年4月21日