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2006/03/23
階下に振動が伝わっていたことが発覚してから、改良方法を模索し、そのアイディアを実行することにしました。
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今回の改造ポイントは4つ。

  1. サイルシートの導入
  2. エコパットを減らして、床への接地面積を小さくする
  3. 静床ライトを多重に敷く
  4. あるもので改良(節約!)

以前の設計だと、エコパットが骨組みのようにしっかりと入っているので、その分振動を床に伝えてしまうわけです。またエコパットの特性上、より重量がかかった方が性能を発揮しやすいというアナウンスもありました。

 

ステージのパーツは、次のとおりです。

タイルカーペット
天板
エコパット40W
静床ライト 2枚重ね
サイルシート
スポンジマット
===床======

静床ライトを2枚重ねにして、そこへブリッジするようにエコパットを配置します。こうすることで、さらに設置面積を稼ぐことが出来ますし、静床ライトの使用枚数を節約することにもなります。

 

   
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基本パーツは、このような配置です。

写真上の部分はイスが乗るので、安定性を強化するために、横方向にエコパットを置きました。

グラスウールは繊維の飛散防止のためビニールでカバーしてます。今ならグラスウールに代わる安全な防音材が市販されていますので、ぜひ調べてください。

 

中央のエコパットに2枚の天板をまたがせます。
これで、かなりの重量がエコパットにかかるはずです。

また、天板がある程度しなって、グラスウールと密着するため、天板自体の鳴りを抑える効果も期待しています。

     
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仮セッティングです。

今回、静床ライトをキックの下に重ねて置くことにしました。
これでもか!という感じです。

 

キック下は、写真は4枚ですが、現在は5枚重ねで使っています。
自作たいこばんと比べると、こちらの方が振動を吸収する効果が高いように感じました。振動ではなく、生音自体が少しだけ小さくなった感じです。

床から数えると、静床ライトだけで7枚重ねになっています。
さらに、足の下にソルボセインを置いて、あるもの全部使っています。

     
2006/03/24
stage2 01   stage2 02
セットアップ後は、こんな感じです。   足元は、手前がオリジナルたいこばんで、左奥が自作たいこばんです。
理想は、たいこばん無しでフラットなステージなのですが、ここまでやってもまだ必要性を感じます。
つづく

横井ジン

22歳までプロドラマーを目指し活動するもあえなく挫折(涙) その後一転TV業界へ=アッコにおまかせ!、TVチャンピオン、進め!電波少年のディレクターを経て、2005年DRUMMER JAPAN設立。やっぱりドラムが好き!