Roland TM-6 PRO Trigger Module インプレッション #2

はい使えました(ネタバレではございますがw)。
ただしVH-11、VH-12のみでVH-13には対応していないようです。ここポイントなので注意して下さい。

次はTM-6 PROを音源として使用して電子ドラムキットを組んでみることにしました。

TM-6 PROでドラムキットを組んでみた

2018/6/25

どうでしたか? エレドラ単体でも十分いけますね。 6点とコンパクトな点数ですが小さなライブや自宅練習なら全く問題がないと思われます。むしろ小口径のドラムセットみたいでカワイイ。

使い勝手は動画の後半でご紹介したように、ピッチやディケイをボリュームつまみで瞬時に上げ下げできるので、ライブでも重宝すると思います。むしろ本来の設計はライブ用でしたね。このピッチコントロールを使ったドラムソロを、以前ジョニー・ラブが演奏していました。看板のワンハンドロールをしながらピッチをコントロールするアイディアは衝撃的で、電子楽器であるV-Drumsの利点を活かしていると思います。うーん、さすがです!

次回は、ジョニー・ラブのピッチコントロールを使ったプレイを特別にご覧頂きます。

(次回へ続く)

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Roland TM-6 PRO Trigger Module インプレッション #1

4月発売のローランドTM-6 PROの基本機能を探る

2018年3月31日

あらゆるステージで理想のハイブリッド・ドラム・サウンドを実現する音源モジュールとして4月に発売されたTM-6 PRO。機能盛り沢山なので、整理しながらみなさんと一緒に使い勝手を探していきたいと思います。

まずは、ローランド公式の動画から、最初のテイクを見ていこう。

Roland TM-6 PRO Hybrid Drum Module – Introduction

 

これぞハイブリッド!っていうお手本だね。キック、スネア、タムがTM-6 PROで変化していく。どういう楽曲に使うかは個人のセンスだと思うけど、エレクトリックギターがエフェクターで音色をガンガン変えてるんだから、ドラムだって変えればいいじゃん! アコースティック・ドラムのニュアンスとドラムパターンやフィルの違いだけではなく(実はここが最大の難関だったりする)、はっきりと音を変化させる(こっちは意外と簡単だし)というテクニックも積極的に取り入れていいと思う。表現力をどう使うかは自分次第ってわけだ。

私はハイブリッド推しです。なぜなら分かりやすさって大切だと思うので。

セッティングを動画から分析してみると、キックとスネアにトリガーを使用、タム3台はVパッドで鳴らしている。


セッティングされているけど足元のキックトリガーは使用していないみたいだね。

ここまでで、ハイブリッドの意味は分かるけど、TM-6 PROにいくつトリガーをつなぐことが出来て(いやいや6台でしょ!) それぞれどんな音に出来るのか、はたまたV-Drumsの音源として単独で使えるのか、ライブでの使い勝手など、いまいちピンとこない。スペックには書いてあっても、使い方は自分で考えなくちゃいけないからね。

 

で、動画を探していたら、ありましたよ。TM-6 PROだけでパッドを鳴らしている動画

L&M @ NAMM 2018: Roland TM-6 PRO Trigger Module
映像には写ってないけど、キックトリガーを踏んでるね。あれ7台つなげるんか? チェックチェック!

なわけないか、トリガーインは1-6までしかないね。

もうちょい動画を拾ってみる。

Roland TM-6 PRO Trigger Module Demo by Michael Schack

 

英語だけどかなり分かりやすかった。音色の調整はシンプル早い! 即座に変更できるところがライブ向きだね。TD-50とか結構時間かかるからね。分かっちゃいるけど、手が出ない的なアナログドラマーの弱点だ(笑)

でもね、うーん、ハイハットVH-11を叩いているけど、オープン・クローズに対応してるのだろうか? 動画の数カ所でハイハットに触れているけど、音色が即座に劇的に変化するのはよく分かるよね。でもオープン・クローズが。ここはとても大切なので、自分で確認することにしたよ。

一足早く、DRUMMER JAPANに到着!

TM-6PROにハイハットは繋がるのか?

2018年4月21日

#2へ続く

V-Drums 増設魂!(アーカイブ)#2

ローランド TD-20 音源1台でどこまで増設できるのか?

今回は、TMC-6とTD-20のセットアップの解説をしていきます。

トリガーMIDIコンバーター TMC-6設定

トリセツの10Pに書いてあるように、メモリが1-4まであって、それぞれのメモリにあらかじめ楽器が割り当てられています。

メモリの1、3、4を使用してパッドをつなぐと、TD-20のドラムキットの音が鳴ります。そう、増設したパッドと既存のパッドで同じ音が鳴ってしまうんです。これでは増設した意味がありません。

 

TMC-6

メモリ2番は、Bongoなどのパーカッションが割り当てられていますね、これはTD-20のパーカッションを指定しているんです。でも、増設したパッドにはパーカッションだけではなく、私のようにサブスネアやゴングバスなどドラムセットの音を割り振るケースが多いと思います。

ではどうやってドラムセットの音を鳴らすかを見ていきましょう。TMC-6のメモリNo.2でやってみます。

 

ドラム音源モジュール TD-20の設定

パーカッション・セットでドラムの音を割り当てる

TD-20のインプットを使い切ってしまった場合には、パーカッション・セットを使って、ドラムのインストを割り当てることが出来ます。

しかしいくつか制限があって、ドラムキットのようにヘッドとリムのなり分けや3WAY、シンバルのチョークができません。さらに個々にイコライザーやコンプがかからないなどエフェクト系の処理ができません。全てパーカッション・セットの機能で音を出すことになります。

 

セットアップ

シーケンサーのユーザパターンの空きを呼び出します。

TD-20セットアップ

 

F2 PART –> F3PERC と進みます。

 

1?8のセットがありますが、今回は8を選択。F5 EDITを押します。

 

EDIT画面に入りました。ここで、パッドを叩いてジョグダイヤルで割り当てたいインストを呼び出します。画面は90 BrassPicoro SRを割り当てたところです。

 

他にも、ライドシンバルなどインストは豊富です。

 

インストの設定

さらにF2 EDITをクリックすると、インストのエディットモードになります。ここで、ヴォリュームやPANで音の定位、ピッチやディケイ(余韻)を調節することが出来ます。右側はコーラスとリバーブへのSendLevelです。

 

エフェクト

EXITでいくつか戻ると、ミキサーととリバーブがありますね。これで、音量とエフェクトを調節できます。

 

パーカッション・セットはデフォルトでは100になっているので、ドラムキットと同じレベルまで(画面では127)まで上げちゃいます。

 

リバーブの調節です。F1でON、OFFを切り替えます。

 

補足

TMC-6はTD-20よりも発売が古くTD-10を想定して作っているようです。なのでTD-20から入ったユーザにとっては、説明書を見てもピンと来ないんですよね。どうして、インプット2しかヘッドとリムの鳴り分けができないの? 全部出来てもイイじゃないと思うでしょ。そこは仕様が古いということなんでしょうね。

V-Drums 増設魂!(アーカイブ)

ローランド TD-20 音源1台でどこまで増設できるのか?

2007年7月

増設済みKIT

Yokoi Kit

ローランド V-Drums TD-20K-Sがベースです。

  • Percussion Sound Module TD-20 ×1
  • V-Pad PD-125BK ×3
  • V-Pad PD-105BK ×2
  • V-Hi-Hat VH-12 ×1 (*1)
  • V-Cymbal Crash CY-14C ×2
  • V-Cymbal Ride CY-15R ×1
  • V-Kick Trigger Pad KD-120BK ×1
  • Drum Stand MDS-20BK ×1

増設分

  • V-Pad PD-125BK ×1
  • V-Pad PD-105BK ×2
  • V-Pad PD-85BK ×1
  • V-Cymbal Crash CY-14C ×1
  • V-Cymbal Ride CY-15R ×1 (Crashとして使用)
  • V-Hi-Hat VH-12 ×1 (*1)
  • Kick Trigger KD-7 ×1(*2)
  • Trigger MIDI Converter TMC-6 ×1
  • KIT TOYS 16″Ride ×1(*2)
  • KIT TOYS 6.5″Splash ×1(*3)
  • KIT TOYS 8 “Splash ×1(*3)
  • KIT TOYS 12″China ×1
  • KIT TOYS 14″China ×1

TD-20 TMC-6

 

入力の振り分け

各パッドの入力の振り分けです。TMC-6だけキャプションを入れています。残りはTD-20です。

TMC-6に接続のパッド

TMC-6に接続のパッド

TMC-6に接続のパッド

  • TMC-6には合計9台のパッドを入力しています。
  • 仕様では6台なんですが、並列にインプットすることで、同じ音になりますが2つのパッドを鳴らしています。
  • 同じくTD-20のハイハットにも並列にインプットしています。

 

並列入力のパッド

  • V-Hi-Hat VH-12 ×1 (*1)+V-Hi-Hat VH-12 ×1 (*1)
  • Kick Trigger KD-7 ×1(*2)+KIT TOYS 16″Ride ×1(*2)
  • KIT TOYS 6.5″Splash ×1(*3)+KIT TOYS 8 “Splash ×1(*3)

 

変換プラグで並列に入力

スプラッシュとライドを並列に入力

 

V-HHを並列に入力

 

TMC-6の裏技

  • チャイナシンバルもTMC-6に入力していますが、スネアの入力だけはヘッドとリムが鳴ることからステレオ入力なんですね。
  • KIT TOYS Chinaはシングルトリガーなのでモノラルなんです。変換プラグを使用してステレオのLRに1台ずつ接続すれば、ヘッドとリムで別々の音色を割り当てられるというわけです。この裏技でChina2枚に別々の音を割り当てています。

変換ケーブル

モノLRをステレオに変換するプラグ
全てフォンジャックのサイズだとベストです。

 

TMC-6接続図

TMC-6接続図

続きは、音源モジュールの設定をレポートします。

V-Drumsでマルコ・ミネマンセット再現(2007年)

なつかしいなぁ。V-Drumsを始めた2005年から2年後?くらいに完成したマルコ・ミネマンと同じセッティング。整理していたら写真が出て来ました。

UKから共同購入で、チャイナやスプラッシュ、18インチのライドを輸入してさ、みんなでキャーキャーしてたなぁ(笑)当時はローランドから発売されてなかったから。あ、今でもチャイナは発売されてないけど・・・残念。

私がドラムにカムバックしたこの年、彼の存在を知って「こりゃまたすげードラマーがいるもんだと」ぶったまげた思い出がございます。一度インタビューをさせてもらったんだけど、もう嬉しくてさ、まさか会えるとは思ってなかったからね、この時は。

探せばマルコのクリニックを収録した素材があるので、再編集してUPしたいと思います。

NEW V-Drums TD-50 プレゼンテーション

2016年9月9日に行われた、新製品発表会V-Drumsのプレゼンテーションです。

 

スネアは14インチに、ライドは18インチにスケールアップ、USBで音源と接続します。 DIGITAL TRIGGER IN です。3番ポートが空いているので、将来はハイハットがデジタル化されるのでは?

TD-50 サウンドモジュール

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VドラムTD-30でジェフ・ポーカロのドラム・サウンドを再現!#1

ついにこの日がやってきた!

長年の夢だったジェフ・ポーカロのドラムをVドラムTD-30で再現することになったのです。

課題曲は、TOTO "These Chains"。 透明感のあるハーフタイムシャッフルのドラムが大好きで、なんとかVドラムでこのドラム・サウンドを再現できないかと思っていたのです。

そこで、今回は特別にTD-30のサウンド開発を担当した野村さんにお願いして、ドラムキットをつくって頂きました!

 

スナップショット 1 (2016-01-14 0-22)

ローランド 野村さん

 

曲に合わせて叩いてみたところ、なんと完成度の高いことか! とにかく綺麗で気持ちのイイキットに仕上がりましたよ!

 

スナップショット 2 (2016-01-14 0-31)

ドラマージャパン 横井

 

では、その音作りの設定を順を追って見ていきましょう。

繊細な音の違いを聴いていただきたいので、PCやiPhone内蔵のスピーカーではなく、ヘッドフォンやオーディオ用スピーカーなどできるだけ良い環境でお聴き下さい。

スネアドラムの音作り

1, キットの基本設定

YouTube https://youtu.be/3JlGV0hN2PM

 

2, コンプレッサー、イコライザーの設定

YouTube https://youtu.be/wjTfu0QfzEw

 

3, アンビエンスの設定

YouTube https://youtu.be/rEs2x46kh24

 

次回 #2では、タム、ハイハット、シンバルの音作りを紹介する予定です。どうぞお楽しみに!

 

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TD-30 Drum Sound Module

V-Drums 自宅レコーディング ドキュメンタリー 齋藤たかし

Vドラム CDレコーディング

7/29、30と二日間Drummer Japanがドラム収録STUDIOになりました。

齊藤たかしさんのユニット”オルドラ”のCDレコーディングです。オルガンとドラムの二台だけというとてもシンプルなコンセプト。この二人でどこまで楽しませてくれるのか、CDが待ちどうしいです。

今回はそのレコーディングの流れを動画でも収録したので、ノウハウをなるべく分かりやすく紹介したいと思います。

 

齊藤たかし

Drummer 齋藤たかし (齋の文字が難しすぎます齋藤さん!)

 

収録全景

Vドラムにオーディオインターフェイス、DAWソフトでレコーディングの環境が出来上がります。

 

I/O

 

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レコーディングエンジニアは、ギタリストの吉田拓也さん

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ドラムサウンドの作り込みは ローランド 野村浩司さんが担当しました。Vドラムス サウンド・デザイナーという肩書を持ち、サウンドモジュールのサウンド面の開発に長く携わっている、Vドラムのスペシャリストです。

齋藤さんの細かいオーダーに即座に反応して、限られた時間の中で音を理想に近づけていく作業はとても難しい事です。言葉の使い方がミュージシャンそれぞれで違うわけで、1960年代のビンテージサウンドで・・・とか、ピッチがもう少し高い? 明るさ? 艶感? いや胴鳴りがふくよかで、中音域が・・・その言葉を具体的にTD-30の機能のどれを使っていくかが腕の見せどころですし、私達ユーザーもとても興味が有るところですね。

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TD-30音源モジュール。少し叩いただけで、ハイハットとスネアのニュアンスが格段に進歩しているのが分かります。TD-20時代はスネアサウンドに不満が多かったのですが、そのストレスが一気に軽くなりました!肝心要のスネアとハイハットとキックがいい音していいてプレイヤーをワクワクさせるというのは優れた楽器の証拠だと思います。楽器に背中を押してもらえるのはとてもありがたいことですよね。

 

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オーディオインターフェイスとの接続は、LRマスターOUT、キック、スネアそれぞれダイレクトOUT、MIDI OUTの3系統です。この3つをDAW側で一緒にRECしていきます。

 

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これはMIDI 画面です。

例えば良いグルーブが録れたとしましょう。しかし、3箇所だけハイハットがうまくなっていなかったり、スネアの打ち損じがあったりなどのミスショットを、MIDIデータならPC上で修正することが出来ます。修正したMIDIデータをTD-30に送れば、レコーディングしたプレイが再現できるわけです。それを再度オーディオRECすれば修正が完了します。

レベルを修正したり、どうしても音色が埋もれてしまうなどの事情があれば、TD-30側の設定を変えて問題点を解消できます。タイミングを前や後ろにずらすことも出来ますし、ミスショットを消す、違う楽器を鳴らす、あー、なんだか打ち込みになりそうです(笑) なんでも出来てしまいそうですが、ほどほどにしないと、どんどんロボットみたいな演奏になってしまうのでさじ加減が大切ですね。

 

続きは、動画を交えて音作りをご紹介したいと思います。

 

※オルガンはプリプロです。OKテイクではありません。

次回をお楽しみにー!