ドラムセットで8フィールを叩いてみましょう。ベーシックなパターンから。
そうそう、日本では8ビートっていうでしょ。アメリカではフィール(Feel)が一般的だと聞いたのですが、真相は確認中です。

8ビート

まずは、サウンドでチェック。AからDまで2回ずつ繰り返しています。それぞれのニュアンスの違いを意識して聞いてください。譜面上では少しの違いでも、ビートは大きく変わります。

PLAY bpm60  PLAY bpm90

 

A

口ドラムだと、ドンタンドンタン。楽しく歩いているようなイメージで。カウントは、ワンエン、ツーエン、スリーエン、フォーエンと声を出して。
実際に譜面を見ながら、声を出して歩いてみると、だんだん感じがつかめてきます。出来ればメトロノームに合わせて、5分くらいやってみてください。足はドンタン、ドンタン、右左、右左です。

B

よく聞くパターンですね。ドンタンドドタン。これが出来ると、第一関門突破です。

C

Bにアクセントをつけたパターン。音楽表現には強弱などアクセントが必要です。拍の頭を強く叩いて、アクセントを入れてください。慣れてきたら、BとCの違いを確認。

D

はい、ちょっと難しくなります。今度は拍の裏側にアクセントを入れてみます。ドチタチ、ドチタチ、とチを大きく叩いてください。Cとは随分ニュアンスが違いますね。

まとめ

8フィールは、2拍目と4拍目にアクセントをおくバックビートのスタイルが基本です。スネアドラムがアクセントを表現しています。今度はスネアの強さをいろいろ変えて、Bを叩いてみてください。ぐっと表情が出てきますね。さらにハイハットやバスドラムにもニュアンスをつけてみると、発見があると思います。

 

練習のポイント

  • 他のメンバーにあなたの気持ちが伝わるように、自分が気持ち良いと感じられるプレイが大切です。表情やアクションなど、体全体を駆使してください。全身全霊で。何かを表現する=伝わらなくては始まらないんです。自分の気持ちが音に乗り移って、それが相手に伝わる。全てのプレイにおいて要求されることだと思います。
  • 譜面では表せない、自分ならではのノリをいかに身につけるかが勝負の分かれ目。同じ譜面でも、プレイヤーが変われば、驚くほどニュアンスが変わります。自分にしか出せない何かを探してください。

山背弘

プロ「に」教えるドラマー。 モーラー奏法の根本は身体操作にあると見抜き、モーラー奏法を進化させることに成功する。また世界で初めてグルーブを音楽的に解析する方法も構築し、双方を現代ドラミングとして提唱している。著作には国内初の「モーラー奏法の革新書」がある。レッスンのお問い合わせ:hiromu@drumlesson.cc