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エコパットを使う防振ステージは、理想的な形のひとつではありますが、予算がかかります。そこで、最重要課題のキックとハイハットに特化したミニ防振ステージのつくりかたをご紹介します。

  簡単にいうと、「自作たいこばん」なわけですが、構造はいたって簡単なので、DIYショップで材料を買ってくれば、かんたんに作れます。私はもう作ってしまったので、完成品を見ていく形で説明しますね。

材料

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自作で、かつ効果を出すには、防振材がポイントとなります。

これはソルボセイン。1976年にイギリスで開発された衝撃吸収材として有名です。オーディオにも使われていますね。

写真のものは300mmX300mmで3,675円。これを50mmX50mmにカットして使います。
150mmX150mmのものも500円くらいで売っていましたので、必要な分バラで買うといいと思います。

やわらかさも、ソフト、ミディアム、ハードと3種類あり、私はソフトを購入しました。厚みは5mmですが、10mm程度のものがあれば、そちらがオススメ。縦方向の衝撃に強くなります。5mmのものなら2枚重ねで使用すると効果が上がります。

   
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もうひとつ、低価格な衝撃吸収材を発見しました。
クラウン ゼドラン コンフォートキング スプリームです。300mmX300で1,753円と超お買い得。

厚み13mmがあるので、縦方向の衝撃に強いと思います。加重で若干沈みます。
弱点は横方向に動いてしまうこと。たとえば、ハイハットとツインペダルをセットしたミニステージでは、ツインペダルを連打すると、ハイハットがグラグラ揺れるといった具合です。キックの下に使ってみましたが、こちらはさほど揺れは気になりませんでした。

ひょっとして、イケベ楽器で防振マットとして売っているのがコレかもね。もっとデカイサイズも売っていました。

   

あとは、MDFとカーペットそして防振タイプのゴム足

●MDF合板 厚さ24mm以上のものをサイズ分
●カーペット 衝撃性に優れているもの
●ゴム足 4つで270円程度

ミニ・ステージを4枚作るとして約10,000円弱という感じです。

MDF合板 ¥4,800
カーペット ¥1.500(たぶん)
ゴム足 16個 ¥1,080
衝撃吸収材 ¥1,753

合計 ¥9,133

作り方

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サイズは、自分のセットに合わせて割り出してください。

私の場合は、カーペット込みで710mmX360mmというサイズ。ラックの足との兼ね合いも忘れずに設計してください。

 
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右の2枚が自作ミニステージ。スネアとキックとサブハイハットが乗るように計りました。ツインペダルは左側のたいこばんにまたがるようになっています。サブハイハットのペダルが手前にはみ出ていますが、これは当初の計画に無かったためです(笑

左から2枚目のたいこばんが前に出ているのは、ラックの足の手前からセットしているためです。このあたりの兼ね合いを慎重に割り出してください。

   

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すでに出来ちゃってるので、構造を見てください。MDF合板にカーペットを張っただけの、簡単な作りです。

裏側。
四隅にゴム足を接着します。両面テープで十分。
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ゴム足は、ハンズとかDIYでよく見かけるコレ。4つ入りでした。 そこへ、ソルボセインなどの衝撃吸収材を敷くわけです。
   
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こういう感じです。  

 

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ちなみにこちらが、本物のたいこばん。 裏側ね。
   
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高さが調節できる防振ゴム足が付いています。  

完成!

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左が本物、右が自作のミニ・ステージ。 お互いが干渉しないように数mm間隔を開けてください。
   
他のページでもお伝えしていますが、エコパットだけではキックの振動を吸収しきれないので、自作のミニ・ステージは必須です。 質問などありましたら、フォーラムの防振・防音対策までお願いします。

横井ジン

22歳までプロドラマーを目指し活動するもあえなく挫折(涙) その後一転TV業界へ=アッコにおまかせ!、TVチャンピオン、進め!電波少年のディレクターを経て、2005年DRUMMER JAPAN設立。やっぱりドラムが好き!