2006年10月4日

個人レッスンに通う

一番早いかなーこれが。私も個人レッスンに通っています。 先生が客観的にみてくれていますから、なにより的確ですね。練習の順番やコツを熟知されていますし、分からない事は質問できますから、一人で迷わなくてすみます。信頼関係が築ける先生に就いて、じっくり学んでいくのが一番だと思います。

焦らず、ゆっくり、止まらずに

アラン・ドーソン曰く、ドラムを上達させる上で重要なことは、毎日必ず練習するということだ。でも、一日何時間とかの時間の問題じゃないんだ。僕は気がついたんだけど、人間の体というものは、筋肉にしても、毎日のトレーニングを必要としているんだよ。そして、決して急にとか、まとめてとかじゃなく、体は少しずつ進歩を要求しているんだ。だから僕は毎日練習するんだよ。すばらしい音楽家になるということは、一生の仕事なんだ。そんなに生やさしいことではないよ。

リズム&ドラムマガジン 1991年10月号より

前進したいなら毎日練習するしか方法が無い

スティーブ・スミスは、DVDの中でこう言っている。たまに練習を休んでしまうと、休み明けの練習が、前回の感覚を取り戻すための練習になってしまうことに気づいたんだ。だから、前進したいなら毎日練習するしか方法が無いんだ。

上手くなるヤツは練習方法を知っている

村石雅行さんが、こう力説していました。「プロになれるヤツって、自分はどういう練習をしたらいいか分かってるんだよ」。

いろいろなジャンルの音楽を聴く

楽器を演奏して音楽をやっているのですから、上手くなるためにはテクニックだけでなく音楽的なセンスも磨かなくてはなりませんね。いろんな音楽を聴いて、触れて、叩いてみる。そこから自分のスタイルが出来てくるのだと思います。

毎日の練習メニューを書く

頭の中だけで練習を組み立てても、なかなか思い通りに進みません。なので、ここは、日々の練習メニューを時間割のように書き出して、それに沿って練習するのが確実だと思います。

やっぱりシングルストロークが基本だな

パラディドルディドルに挑戦して気がついたんだけど、左右のバランスが整っていないと粒がそろわないのです。パラディドルの前に、シングルストロークをオルタネートで、左右のバランスよく綺麗に叩けることが、全てに通じると実感。

譜面に強くなろう

耳コピだけでは必ず限界が来ます。譜面は記号なので、使って覚えるしかありません。慣れちゃえば、こっちのもの。だって私達日本人は、難しい漢字が読めるんですから大丈夫!

リバウンドを制するものは座布団から

私は、ひとつだけ大きな勘違いをしていました。モーラーやってるんだから、リバウンドのない座布団で練習しても意味がないと思い込んでいたのです。リバウンドを使わずに、手首でスティックをアップさせるクセがついてしまいそうで心配でした。
ところが、リバウンドしないモノを10分叩いてからV-Drumsを叩いたら、びっくりするほどリバウンドが感じられました。リバウンド無しの練習は、リバウンドに敏感になるための練習でもあったのですね。思うようにリバウンドが感じられなかったら、座布団に戻りましょう。

練習に必要不可欠な3つのカテゴリ

アラン・ドーソン氏のレッスンは、大きく3つの要素がバランスよく共存していたそうです。
1)基礎力(ルーディメンツ、スティック・コントロール・・・)
2)リーディング(楽譜を読んで、それを歌いながらドラムを叩く練習)
3)ドラムセットを使った練習

COUNT OUT LOUD!

アラン・ドーソン氏いわく「歌えれば叩けるんだ、歌えなければ叩けない」と。いろいろな意味が込められた言葉だけど、そのひとつ、カウント無しで叩けることが、大きな声でカウントすると叩けなかったりするんです。声を出してプレイする、声を出して譜面を読む。この練習方法は日本では強く意識されていないようですが、スティーブ・スミスも教則DVDの中でカウントしながら叩いているし、リック・グラットンもそうでした。きっと秘密があるに違いない!

横井ジン

22歳までプロドラマーを目指し活動するもあえなく挫折(涙) その後一転TV業界へ=アッコにおまかせ!、TVチャンピオン、進め!電波少年のディレクターを経て、2005年DRUMMER JAPAN設立。やっぱりドラムが好き!