ダブル・ストロークを使った有名なテクニックである「ドラッグ」について見てみましょう。
別名「ラフ」ともよばれ、オカズやリズムに「ねばりけ」がほしいときに取り入れられています。

僕にとってもこのテクニックは大好きで、本当によく使います。
数あるルーディメンツの中でもよく使われるテクニックでもあります。

ここでカギになることは、 1 タップストロークとしてのダブルストローク  と 2 アップストロークとしてのダブルストローク を使い分ける必要があるということです。
タップのダブルは見よう見真似でできる人もいらっしゃいますが、アップのダブルは自力で気づくにはむずかしいでしょうね。
では、この譜面をやってみましょう。動画を見るとわかりますが、テンポが遅いときのダブルストロークはタップで、速いときのダブルストロークはアップストロークになっています。この2つのダブルストロークをしっかり意識して練習しましょう。

ドラッグ

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山背弘

プロ「に」教えるドラマー。 モーラー奏法の根本は身体操作にあると見抜き、モーラー奏法を進化させることに成功する。また世界で初めてグルーブを音楽的に解析する方法も構築し、双方を現代ドラミングとして提唱している。著作には国内初の「モーラー奏法の革新書」がある。レッスンのお問い合わせ:hiromu@drumlesson.cc